弊社工場はお世辞にもきれいとは言い難い。
旧態依然とした所がまだまだあり、製造業だけに製造に重きをおいて日々営業をしている傾向にあります。
製造業だから製造に重きをおくのは当然の事ながら、家庭で生活するのと同じようにして、製造以外の事にも重きをおいて活動しなければいい商品は生まれてこない。
元来日本人はソレが得意なはず。
日本人は欧米と違い、仕事の中に家庭が入り込み、家庭の中に仕事が入り込み、大陸文化とはかなり異質な文化を持った民族であるらしい。
と、話がそれはじめたので元に戻してと。
で、戻って、完璧に製造してればそれでいいじゃん。 という考えは弊社では通用するわけはなく、スポーツでいうところの『礼で始まり礼で終わる』的要素が高度に要求され、ソレができないとダメです。
物作りは心です。
朝の気持ちのいい挨拶から始まり、清掃、朝礼、道具工具の手入れ点検、段取り申し送り、製造と続いていくわけで、製造の前の準備段階や製造後の後段取りも強烈に大切です。
製造業だから物を作る事に注力しすぎて、道具や工具がちらかり、部品や補材が散乱しているような会社は問題外の論外で、気持ちのいい挨拶や心から綺麗にしたいという清掃が出来ないのも世の中や自身に対して不戦敗です。
製造現場、事務室、応接室、トイレ、食堂、会議室、玄関、駐車場、給湯場、会社前の歩道、屋根の上、身だしなみ、言葉遣いの全てに清潔感がなければいい商品は生み出せません。
そう、生み出せませんと言いながら、弊社はまだまだ綺麗ランキングで言ったら点数がつけれるようなたいそうなものであはありません。
が、しかし、
『日本一の制御盤メーカー』
になると決めたと言う事は、製造現場も
『日本一綺麗で誰もが感嘆するような製造現場』
でなければならないし、挨拶も当然のように
『日本一気持ちのいいもう一度聞きたくなるような挨拶』
が出来る法人でなければ意味がありません。
いくら、『日本一の制御盤メーカー』になると高らかに宣言したところで、日本一汚い製造現場であれば、まったく意味はありません。
『日本一の制御盤メーカー』と言っても、漠然としていますが、ようは、それに付帯する細かなところまでが『日本一』でなければなりません。
逆を言えば、制御盤の技術がまだまだで、日本で50番目でも、お客様に与える挨拶の気持ちよさが日本一なら、まずは、1つ日本一になったと考えてもいいわけで、残りの付帯するものも底上げをして日本一にしていく事が最終的に
『日本一の制御盤メーカー』になると言う事。
自分自身は、果てしなく遠い目標とは思っていませんが、まずは、簡単なところで誰もが出来る事から日本一になっていきましょう。
で、明日からは『清潔感』に重点をおきましょう。
『清潔感』
清潔感
- 2008年1月8日
- 未分類
- 1023View
- 0件
-
前の記事2008年1月7日
始まりの合図